「遅い遅い!!」
スネ−キングは、コ−ドの放ったバスタ−を軽々と回避すると、茂みの中に潜った。
「くそっ・・・・どこだ・・?奴は・・・」
ガサガサガサ
聞こえてくるのは、草木の擦れる音だけ。
コ−ドは、全神経を聴覚に込めた。
「そこだ!」
ズン
コ−ドは、茂みに向かってバスタ−を放つ。
ドォォォォン
そこには
「チッ・・・」
と、舌打ちをして立ち尽くすスネ−キング。
「もう隠れるのは無しだぜ!」
コ−ドは、姿を現したスネ−キングに向かって、バスタ−を発射した。
「私の能力が隠れるだけだと思ったら大間違いだぞ!」
バシュン
スネ−キングは、青白い球をコ−ドに投げつけた。
キィィィィン
ぶつかり合うバスタ−と球。
バリバリバリバリ
しかし、コ−ドのバスタ−は、球に触れた瞬間、消滅した。
ズォォォ
その場には、バチバチバチとプラズマが残っている。
「まさか・・・」
コ−ドは、スネ−キングの放った攻撃から、有ることに気がついた。
「そう・・・お気づきのように、私の能力は、電気を好きな形に変形させ、使用できること」
スネ−キングは、得意そうにこう続けた。
「更にこんなことも出来る!」

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